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満足できれば、動かない。
満足できなければ転職すればいい。
いたってシンプルである。
私の時代は10年スパンで再評価し、結果的にそれでよかったが、
ドッグイヤーヘいやいまや。
マウスイヤーといわれる中では3〜5年がメドだろう。
3〜5年ごとに会社のアセスメントを行うべし。
Sル石油で不満が高じたのは、ほかでもない。
「石油業界とは、なんと行政の許認可に縛られているのか」と痛感したことにある。
というのも、監督官庁はK済S業省である。
ガソリンスタンドの建設をはじめ、製油所のキャパシティまで、すべて搦めに規制していたのである。
だから、「競争」とは言っても完全な自由競争ではなく、行政から押しつけられた一定の土俵の上で売り上げや利益の最適化を図ることにすぎなかった。
学生時代はもちろん、入社3〜4年のときは気づかなかった。
やはり、やってみないとわからない。
入ってみないとわからないものである。
「自分の価値観には合わない。
もう少し自由開達に腕を振るえる会社でやりたい」そのとき、日本Kカコーラから声がかかったのである。
当時、Kカコーラは発展企業の典型であり、年率売り上げ20パーセント増を標榜すると、実際は30パーセント増達成というくらい、どこまで伸びるかわからないほどだった。
現在は、Pプシーコーラの追い上げや、ほかの商品からの価格攻勢で苦戦しているようだが、当時はまさに独り勝ち。
コーラ市場でのシェアは94パーセントもあり、周囲を眸睨する発展企業だったのである。
しかも、規制もないから、思う存分に暴れることができる。
Kカコーラに転職した理由の90パーセントはこれである。
「もし、ヘッドハンターからスカウトされなかったら、そのままSル石油にいたか?」と訊かれたら、私はこう答えるだろう。
「やっぱり、辞めていただろう」当時はいまのように転職雑誌もなかったし、人材紹介会社もそんなになかった。
先輩のコネなどを使って、自分で会社を探したと思う。
実際、日本Aイービー.エムからも広報部門のマネジャーとして打診を受けていた。
1W)規制で守られた産業はいずれダメになる。
ところが、このKカコーラでも10年勤務して、転職してしまうのだ。
今度は歯ブラシや綿棒、バンドエイドで知られるJンソン.Aンド.Jンソンである。
さて、どうしてKカコーラを辞めたのか。
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